消化器内科

消化器内科紹介

 当院の消化器内科は常勤医5名で消化器疾患全般の診療を行っております。

 通常の検査としては上部・下部の内視鏡検査を行なっております。また、膵・胆道疾患に対する内視鏡的治療や、肝腫瘍に対するラジオ波焼灼療法などの内科的治療、食道・胃・大腸の粘膜内癌に対する内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)を積極的に行っています。

スタッフ紹介

堀井 清一   院長

森 智子    医員  日本消化器病学会専門医 日本内視鏡学会専門医 

            総合内科専門医

長谷川 綾平  医長  日本消化器病学会専門医 日本内視鏡学会専門医 

            日本肝臓学会専門医 総合内科専門医

名和 晋輔   医長  日本消化器病学会専門医 日本内視鏡学会専門医・指導医

中島 俊和   医員  内科認定医

朴 盛圭    医員

消化器内科検査・治療実績

上部消化管内視鏡(胃カメラ)

食道、胃、十二指腸に病変がないか、専用のファイバースコープ(胃カメラ)を使って観察、評価を行います。当院では、年間4000-5000件の検査を行い、胃カメラが喉を通過する時の違和感がより少ない経鼻内視鏡での検査も積極的に行っています。

緊急上部内視鏡検査

潰瘍などの活動性の消化管出血や、高齢者、小児が異物を飲み込んで摘出する必要がある場合、治療目的に緊急で行う内視鏡検査・処置です。

2018年実績

2018年実績)

上部消化管内視鏡…5128件

(内、経鼻内視鏡2450件)

緊急上部消化管内視鏡…64件

 

下部消化管内視鏡(大腸カメラ)

大腸の中に、ポリープや癌がないか、ファイバースコープで観察、評価を行う検査です。年間2500件以上の検査を行っています。検査中にポリープを発見した場合、必要が有れば、その場で切除等の処置を行う事もできます。

EMR;内視鏡的粘膜切除術

早期癌を含めた大腸腫瘍に対し、病変の下に生理食塩水等を注射して、病変と大腸の壁との距離を取った上でスネア(輪状の金属製の処置器具)を用いて絞扼・切除する処置です。10~20mmの比較的大型の病変を確実に切除する時に有用です。上述の様に通常の内視鏡検査で病変を発見した場合、その場で切除する事もできますが、病変の数が多かったり、切除した傷痕が大きくなったりした場合、傷跡を縫縮する処置を行っても、傷口から出血する危険性が高くなる為、1-2日の様子観察入院をお勧めする場合があります。

2018年実績

2018年実績)

下部消化管内視鏡…2462件

(内、ポリープ切除1113件)

ERCP;内視鏡的逆行性胆道膵管造影

側視鏡という特殊な内視鏡を用いて、十二指腸乳頭部から胆道、膵臓領域の疾患の有無の確認、胆道、膵管の狭窄・閉塞の評価、組織採取、治療を行います。

 

 

EVL;内視鏡的静脈瘤結紮術

肝硬変に伴って出来る食道静脈瘤に対して、破裂、出血による全身状態の悪化、死亡を防ぐために行う治療です。専用の処置具を着けた内視鏡で静脈瘤を吸引、結紮して出血を予防します。

 

ESD;内視鏡的粘膜下層剥離術

食道、胃、大腸の早期癌の内、粘膜内に留まり、リンパ節転移の可能性の極めて低いものに対し、内視鏡で病変を一括切除、病理評価するための検査・治療です。

適応は限られますが、外科手術(開腹手術または腹腔鏡手術)にくらべて身体への負担は少なく、入院期間も短くて済むというメリットがあります。また、臓器が小さくなる、あるいは無くなるといった事もありません。しかし、内視鏡を使った技術的に高度な治療方法であり、EMRのような、通常の内視鏡処置よりも合併症等の危険は大きくなります。

2018年実績

2018年実績)

食道ESD…5件

胃ESD …35件

大腸ESD…15件

十二指腸ESD…1件

PEG;経皮内視鏡的胃瘻造設術

必要な栄養を口から摂取できない患者様に対し、内視鏡を使用して、腹壁外と胃内腔に瘻孔(穴)を形成する手技です。胃の中に直接栄養剤を注入する経路を作る事で、腸から栄養を吸収する事ができ、点滴栄養に比べてより生理的な栄養経路を確保する事ができます。